ワルシャワ空港、ウクライナの都市名の表記を変更 KievからKyivへ

ワルシャワ空港(ポーランド)は、ウクライナの都市名を地名ラテン文字国際表記にのっとって記載し始めた。

19日、在ポーランド・ウクライナ大使館がフェイスブックの公式アカウントで発表した。

「ウクライナ外務省のキャンペーン『#KyivNotKiev』『#CorrectUA』のポーランドでの最初の成果が出ました!ワルシャワ国際空港は、ウクライナの都市の英語名を、KYIV、ODESA、KHARKIV、LVIV、ZAPORIZHZHIAと、ウクライナの地名国際ラテン文字システムにのっとった形で掲載し始めました」と発表された(編集注:これまでは、KIEV、ODESSA、KHARKOV、LVOV等のソヴィエト時代に定められたロシア語由来のラテン文字表記だったと見られる)。

ウクライナ大使館の外交官一同は、ワルシャワ空港に感謝を伝えたとのこと。

これまでの報道では、ウクライナ外務省は、10月に戦略コミュニケーション・センター「StratCom Ukraine」オンライン・キャンペーン「#CorrectUA」(#コレクトUA)を行っていた。このキャンペーンは、外国のマスメディア等にウクライナの首都「Київ」(キーウ)の正しい表記への訂正を呼びかけることを目的としていた(#KyivNotKiev)。