エピファニー宇正教会首座主教「教会の独立は、ウクライナの第二の洗礼」

エピファニー・ウクライナ正教会首座主教(キーウ(キエフ)と全ウクライナ府主教)は、コンスタンティノープル総主教庁による同教会の独立は、ウクライナの第二の洗礼だと考えている。

18日、エピファニー首座主教がICTV局の番組「表現の自由」にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同首座主教は、「私たちが、第一の洗礼をヴォロディーミル聖公の時代に受けたのであれば(編集注:988年)、今回はウクライナの第二の洗礼である。なぜなら、私たちは、独自の独立したウクライナの教会を得るからである」と発言した。

エピファニー首座主教は、今後多くの改革を行っていくつもりであるが、対立の生じないよう、よく考えて段階的に実行すると説明した。

また、同首座主教は、ヴァルソロメオス1世コンスタンティノープル総主教とは10年以上前に始めて面会したことを明かし、会談が非常に真摯なものであったこと、ギリシャ語で話しかけたら喜んでもらえたこと、そして総主教からウクライナのために多くのことをすべきだと言われていたと述べた。

これまでの報道にあるように、15日、キーウ市内のソフィア大聖堂でウクライナ正教会統一会合が開催され、そこで、コンスタンティノープル総主教庁からの独立に関する交付文書トモスを受け取る、首座主教として、エピファニー府主教が選出された。