ウクライナ正教会モスクワ聖庁、コンスタンティノープル総主教代理のウクライナからの退去を要求

ウクライナ正教会モスクワ成長は、キーウ(キエフ)派遣のコンスタンティノープル総主教代理の任命は教会内部問題への「著しい介入」であるとし、これら代理がウクライナから立ち去ることを要求している。

25日、ウクライナ正教会モスクワ聖庁は、同聖庁聖会議でこのような決定が採択されたことを発表した。

発表によれば、「この任命は、ウクライナ正教会(編集注:モスクワ聖庁)の内部問題への著しい介入であり、管轄領域の侵害である」とし、「コンスタンティノープル総主教庁の代理人ダニエル大司教とヒラリオン主教は、ウクライナ正教会の管轄領域を立ち去らなければならない」との決定が下されたとのこと。モスクワ聖庁は、総主教代理人の活動を「反正教法的」であり、「ウクライナの信者感の平和を害する」ものであると指摘した。