ゼレンシキー宇大統領、EUトップと加盟交渉や対露制裁につき協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、G7首脳会談の会場内で、欧州連合(EU)のコスタ欧州理事会議長とフォンデアライエン欧州委員会委員長と会談した。

大統領府広報室が公表した

発表には、「ゼレンシキー大統領は、ウクライナ及びモルドバのための第1交渉クラスターの開始について欧州連合に謝意を伝えた。ゼレンシキー氏は、それを私たちの国へのサポートの重要な一歩であると同時に、ロシアと欧州を分断しようとする同国の試みに対する、強力かつ明確なシグナルだと呼んだ」と書かれている。

発表によれば、首脳たちは、加盟交渉における他の5つのクラスターの開始スケジュールやウクライナの欧州統合の道における今後の行動について協議した。

また会談では、財政支援パッケージの実施、最初のトランシュの供与に向けた準備についても話し合われた。ウクライナは今月中にも資金を受け取り、それをロシア侵略に対する防衛の強化に充てることを想定しているという。

さらに、対露制裁の強化についても話し合われ、首脳たちは、エネルギー部門、貿易、金融部門、暗号資産を標的としたEUの第21次制裁パッケージについて協議した。

また3者は、平和を達成するための外交努力について協議し、(終戦)交渉の席には欧州が必ず出席しなければならないということで一致した。

発表には、「ゼレンシキー大統領は、ロシアに戦争を継続する意図があるうちは、ウクライナの防空を強化し、私たちの国のための安全の保証の合意に向けた作業を進める必要があると強調した」と書かれている。

写真:大統領府