英独仏ウクライナの首脳、平和達成のための条件を再提示
7日、英国、ドイツ、フランスの首脳は、ウクライナへの揺るぎない支持を改めて確認し、その支持の具体的な形や、現在のコンタクト・ライン(衝突ライン)での停戦及びその後のウクライナへの安全の保証供与が必要であることなどについてゼレンシキー宇大統領と協議した。
6月7日にロンドンで開催された仏、英、独、ウクライナの首脳の会談の結果となる共同声明に書かれている。
4首脳は、欧州がウクライナの確固たる支持者として、どのような解決においても重要な役割を担うべきであることを強調した。また4首脳は、あらゆる努力がウクライナ、広範な欧州のパートナーたち、米国との緊密な協力のもとで行われるべきであると明言した。
同日のロンドンでの会談では、首脳たちは公正かつ永続的な平和のために履行されるべき以下の5つの条件について協議したとある。
1つ目は、戦闘の停止。4首脳はロシアのプーチン氏に対し、即時かつ完全な停戦に同意するよう求めた。
2つ目は、現在の衝突ラインが交渉の出発点となるべきだということ。首脳たちは、国境は力によって変更されてはならず、自国の安全保障メカニズム及び同盟を選択するウクライナの主権的権利は完全に尊重されなければならないと改めて訴えた。
3つ目として、停戦が発効した時点で、ウクライナには、2025年12月のベルリン及び2026年1月のパリでのコミットメントに基づき、確実で法的な拘束力のある安全の保証が生じなければならないとある。声明には、「これには多国籍軍・ウクライナの配備が含まれる」と明記されている。
4つ目の条件として、「ロシアが自らの侵略戦争を停止し、戦争によって生じた損害をウクライナに賠償するまで」ロシアの資産は凍結されたままとすると書かれている。
5つ目として、いかなる合意においても欧州の安全保障上の利益が守られなければならないことが喚起されている。「EU及びNATOに関連する交渉の要素には、それぞれEUとその加盟国、NATO同盟国の同意が必要となる」と確認されている。
そして、首脳たちは、2026年6月4日付のロシア首脳への書簡に示された、外交的手段による交渉を通じた戦争終結というゼレンシキー大統領の呼びかけを高く評価している。首脳たちは、停戦を達成し、さらなる交渉を支持するために、米国及び欧州の積極的な参加のもとでのウクライナとロシアの間の直接対話という提案を支持した。
写真:在英フランス大使館(X)