フィンランド大統領、ロシア・ウクライナ戦争の今後の3つのシナリオに言及

フィンランドのストゥブ大統領は、今後のロシア・ウクライナ戦争において、考えられる3つのシナリオは、戦争の継続、停戦、どちらかの国の崩壊だと指摘した。

ストゥブ大統領がイタリアの新聞「コリエーレ・デラ・セラ」とのインタビュー時に発言した。dpaが伝えた

ストゥブ氏は、ウクライナにとって考えられる3つのシナリオは、戦争の継続、(その後の和平合意の可能性を伴う)停戦、あるいは一方の側の崩壊だと発言し、崩壊の可能性がより大きいのはロシアだと補足した。

同時に同氏は、「私は、和平合意の可能性は、少なくとも今年についてはテーブルの上にないと考えている」と指摘した。

また同氏は、欧州がロシアとの直接対話を始める時が来ているとしつつ、「それがいつになるかは分からない」と述べた。

同氏はさらに、ロシア及びウクライナに対する米国の政策はもはや欧州の利益に合致しておらず、それは欧州が直接ロシアと対話すべきであることを意味する、との考えを表明した。

その際同氏は、「誰が(ロシアと)コンタクトを確立すべきかについて、欧州の指導者たちと話し合った」としつつ、この件に関してはいまだ何の決定も下されていないと補足した。

同氏はその際に最も重要な点は、欧州諸国間、とりわけフランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、英国、さらにはロシアと国境を接する北欧・バルト諸国間の調整だと主張した。

そして同氏は、「それが特使になるのか、首脳のグループになるのかは、今後分かることになるだろう」と付け加えた。