ロシアへの圧力を強める必要がある=ナウセーダ・リトアニア大統領

リトアニアのナウセーダ大統領は19日、ロシアはウクライナに対する戦争を終結させるいかなる意欲も見せていないのであり、欧州はロシアへの圧力をさらに強めなければならないと主張した。

ナウセーダ大統領がブリュッセルでの欧州理事会の開始前に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ナウセーダ氏は、ロシアはできるだけ多くのウクライナ領を占領しようとしており、明らかにいかなる妥協の準備もないため、「私たちは依然として和平合意から非常に遠いところにある」とし、そのため欧州は制裁を強化すべきだと主張した。

また同氏は、第20次対露制裁パッケージがいまだに採択されていないことは遺憾であると述べた。同氏はそして、「理解することが重要なのは、宥和的なアプローチをとっていては、和平交渉において肯定的な結果を得ることはできないということだ。結果を出し、ロシアの振る舞いを変えるためには、圧力を強めなければならない」と主張した。

さらに同氏は、ウクライナが軍事装備の購入やマクロ経済状況の安定化のために必要としている900億ユーロの融資を解除する緊急の必要性を強調した。同氏はその際、融資の提供や制裁採択を阻止しているハンガリーのオルバーン首相を説得するのは非常に困難であることを認めた。

同氏はまた、中東の情勢がウクライナにおける戦争を二の次に押しやるおそれがあることに懸念を表明し、「戦争が非常に重大な局面にある今」、それを看過してはならないと呼びかけた。