EUはウクライナのために最初の交渉クラスターをできるだけ早く開始しなければならない=欧州理事会議長

欧州連合(EU)のコスタ欧州理事会議長は4日、EUはウクライナへの支援を継続しつつ、ウクライナのEU加盟交渉における最初の交渉クラスターをできるだけ早く開始しなければならないと発言した。

コスタ欧州理事会議長が、エレバンでの欧州政治共同体首脳会議の後に記者団に対して発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

コスタ氏は、「私たちは、ウクライナにおける公正かつ永続的な平和を希求し続けているしている」と述べ、そして同氏は、だからこそウクライナへの支援が引き続き「欧州政治共同体の主要な焦点」であり続けているのだと指摘した。

また同氏は、今日エレバンでゼレンシキー大統領に伝えた2つのメッセージに触れ、「第一に、EUは、ウクライナの領土一体性を完全に尊重した上での持続的かつ公正かつ永続的な平和を達成するために必要な限り、ウクライナと寄り添っていくということである。第二に、最初の交渉クラスターをできるだけ早く開始し、ウクライナの加盟プロセスを前進させる必要があるということだ」と述べた。

また、同日、ゼレンシキー大統領は、コスタ欧州理事会議長と会談した際に、ウクライナは今月及び来月中に全6つの交渉クラスターが開始されることを期待していると発言していた。

なお、EUへの新規加盟交渉は35の章に分かれており、そのうち33の章が6つのテーマ別クラスターでまとめられている。各章について、欧州委員会はまず、ウクライナの法律がEUの法規範に適合しているかどうかの公式なスクリーニングを実施する。

これまでは、ハンガリーのオルバーン政権が、EU拡大に関する決定の全会一致の原則を利用する形で、ウクライナのEU加盟交渉開始プロセスを妨害していた。