EU上級代表と国連事務総長、ウクライナの「穀物回廊」に類する仕組みのホルムズ海峡での創設を協議
欧州連合(EU)のカラス外務・安全保障政策担当上級代表と国連のグテーレス事務総長は、ウクライナの穀物を黒海を通じて輸送できるようにする「穀物回廊」に類する仕組みを、ホルムズ海峡にも創設することについて協議した。
カラス外務・安全保障政策担当上級代表がEU外務理事会の開始前に発言した。ウクルインフォルムのブリュッセル特派員が伝えた。
カラス上級代表は、「中東の緊張によって、ウクライナへの関心が逸らされないことが重要だ」と強調した。
また同氏は、米国によるロシア産石油への制裁緩和は危険な前例だと指摘した。同氏はその際、「今必要なのは、ロシアが戦争を遂行するための資金を減らすことであって、増やすことではない」と訴えた。
そして同氏は、ホルムズ海峡の封鎖はロシアに利益をもたらすとし、ロシアが過剰な利益を得るのを阻止し、海峡の封鎖解除を促進するために、EUは「より多くのことを行う」必要があると述べた。
同氏はその文脈で、週末にグテーレス国連事務総長と会談し、黒海の「穀物回廊」の例に倣い、中東へのエネルギー資源や肥料の絶え間ない供給をいかに確保できるかについて協議したと伝えた。