「クリミアは故郷にきっと戻るだろう」=ゼレンシキー宇大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は、平和を持続させるためには、侵略者は戦争によってどのような報酬も得てはならないと発言した。

ゼレンシキー大統領がXアカウントにて、2月26日の「クリミア占領抵抗の日」に合わせてメッセージを発出した

ゼレンシキー氏は、「平和が真に持続できるようにするには、侵略者が戦争によっていかなる報酬も得てはならない。私たちがそう語る時、それが単なる言葉ではないことを誰もが理解すべきだ。残念ながら、世界はすでに12年前にそれを確認している。ロシアによるウクライナに対する戦争は私たちのクリミアの占領から始まったが、世界は事実上、そのことに対して目をつむったのだ」と強調した。

同氏はまた、当時の首脳たちは、クリミアでの集会や抵抗、そしてウクライナ全体の感情に関心をほとんど示さなかったとし、「世界はウクライナに沈黙するよう助言したのだ。それが故にプーチンは、より大きな戦争や、西側とのより攻撃的な対立を許容できると信じ込んだのだ」と訴えた。

同氏はそして、「今、毎年2月26日の『クリミア占領抵抗の日』において、私たちはこのグローバルな教訓を思い出し、沈黙することなく、ロシアの侵略に直面しながら、挫けなかった人々を称える。そして、戦争に関する侵略者の責任追及こそが、最も強力な安全の保証の1つであり、永続的な平和のための最も強力な前提条件の1つだと主張している」と説明した。

同氏はそして、「その点において私たちを支持し、私たちの『クリミア・プラットフォーム』や、クリミア及びロシアによる占領の意味を世界に思い起こさせる他の国際的なフォーマットに参加している世界中の全ての人々に感謝している。クリミアにおけるロシアの弾圧にウクライナが対抗するのを助け、私たちが拘束された人々を奪還するのを助け、占領体制の強化を妨げる支援をしてくれている一人一人に感謝している」と伝えた。

同氏はまた、クリミアにおけるロシアの存在は、「戦争のためだけに機能しており、それ以外の何物でもない」と訴えた。

その上で同氏は、「そこには平和がなければならない。したがって、クリミアはウクライナなのだ。世界はこの事実を常に認めなければならない。『Qırım evine qaytmalıdır』(クリミアは故郷にきっと戻るだろう)! ウクライナに栄光あれ!」と強調した。

ウクライナでは、2月26日はクリミア自治共和国及びセヴァストーポリ市の占領に対する抵抗の日を記念する日である。この日は、2014年にシンフェローポリで起きた大規模な親ウクライナ集会を記念して制定されている。