ゼレンシキー宇大統領、ロシアが占領する領土の返還は「今は無理だが、時間の問題」
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナにおいてロシアの侵略を止めることが全世界にとっての勝利となるとの見方を示した。
ゼレンシキー大統領がBBCとのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私は、今日プーチンを止めて、彼がウクライナを占領するのを防ぐことが、全世界にとっての勝利だと思っている。なぜなら、プーチンはウクライナで止まらないからだ」と発言した。
また同氏は、ロシアが一時的に占領するウクライナ領を現在武力で奪還することはウクライナにとって何百万人の人の命が代償となりかねないと指摘した。記者から全領土の奪還について質問されると、同氏は、「私たちはそれを行う。それは明々白々なことだ。それは時間の問題に過ぎない。それを今日行うということは、多大な数の人を失うということを意味しかねない。数百万人の人だ。なぜなら、その軍(ロシア軍)は大きいからであり、私たちは、そのような行動の代償を理解している。(中略)そして、人なき土地とは何だろうか? 正直に言って、それは何でもない」と発言した。
同氏はさらに、ウクライナには武器も足りないとし、「それは私たちだけではなく、パートナーたちにもかかっていることだ。そのため、現時点では、それ(奪還)は不可能だ。しかし、公正な1991年国境までの返還は、当然ながら、単に勝利というだけでなく、正義である。ウクライナの勝利は、私たちの独立を維持することであり、全世界にとっての正義の勝利は、私たちの領土全ての返還である」と発言した。
同氏はそして、ウクライナは現在自らの独立のために戦っていると指摘した。