ウクライナ、ベラルーシのルカシェンコ氏に対して制裁導入=ゼレンシキー大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、中距離弾道ミサイル「オレシニク」をベラルーシ領に配備するのを受け入れただけでなく、同兵器のための重要部品のロシアへの供給を認めた、ベラルーシのルカシェンコ氏に対して、ウクライナは制裁を導入すると発表した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「本日、ウクライナはオレクサンドル・ルカシェンコに対する制裁パッケージを発動した。私たちは、ウクライナ人の殺害へのあらゆる形の彼の加担への対抗措置を著しく活性化させる。これが世界的な効果を持つよう、パートナーたちと共に取り組んでいく」と述べた。
また同氏は、ルカシェンコ氏が「オレシニク」の配備のためにベラルーシ領を提供しただけではないと述べ、昨年、ベラルーシの企業は同ミサイルシステムのための重要なユニット、部品、機械基盤をロシアへ供給し、それは2026年も続いていると指摘した。
同氏はそして、2025年後半にロシアがベラルーシ領内に攻撃用無人機を制御するための中継器システムを展開したことで、ロシア軍がキーウ州からヴォリーニ州までのウクライナの北部地域へ攻撃を行う能力が増大したと説明した。
同氏はその上で、「私たちの地域のエネルギー施設や鉄道に対する攻撃の一部は、ベラルーシによるこうした支援なしには、ロシアは実行できなかった。3000以上のベラルーシ企業がロシアの戦争に駆り出され、極めて重要カテゴリーに分類される技術、設備、部品を供給している。とりわけ、私たちの町や村を恐怖に陥れているミサイル製造のための部品も含まれる」と伝えた。
そして同氏は、ルカシェンコ氏はかなり前から自身の権力維持のためにベラルーシの主権を切り売りしており、この侵略に対する世界の制裁をロシア側が回避するのを助け、ロシアの戦争を積極的に正当化し、今では戦争の拡大化と長期化への自らの関与をさらに深めていると強調した。また同氏は、「それには、特別な結果があるだろう」と指摘した。
写真:大統領府