ウクライナは和平に進む準備がある、問題はロシアにその準備があるか否か=ゼレンシキー大統領

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ウクライナのゼレンシキー大統領は17日、ウクライナは戦争終結に向けて真剣に取り組んでいるが、ロシアはジュネーヴでの交渉当日であっても大規模な攻撃を行ったと指摘した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで発言した

ゼレンシキー氏は、「本日、ジュネーヴでの初日の交渉を終えた代表団からの報告が予定されている。代表団の面々は、それらの攻撃(編集注:オデーサなどへの大規模な航空攻撃を指す)について、必ず問わねばならない。何よりも、私たちとロシアの両方に対して、攻撃を控えるよう提案していた米国に対してだ。ウクライナには準備がある。私たちに戦争は必要ないのだ。私たちは常に鏡写しで行動している。私たちは自国を、自らの独立を守っている。同様に、私たちは戦争終結のための尊厳ある合意に向けて、迅速に進む準備ができている。問題はロシア人が何を望んでいるのか、それに尽きる。また、ロシアにとって、真の外交や永続的な平和よりも、『シャヘド』やミサイル、歴史をテーマにした空想的なたわ言の方が重要であることに対して、何らかの報いがあるかどうかも(問題)だ」と指摘した。

その際同氏は、ジュネーヴでの新たな交渉の初日でさえ、ロシアは攻撃で迎えたと指摘し、「それはロシアが何を望み、何を目指しているのかを非常にはっきりと示している。さらに約400機の無人機が放たれたのだ」と述べた。

同氏はまた、今回の攻撃を受け、オデーサでは一日中復旧作業が続いていると伝えた。同氏は、「オデーサ市内とオデーサ地区の集落で大規模な停電が発生した。人々は暖房や水も失ったままだ。残念ながら、現時点ではまだ復旧しておらず、作業は継続されていく。私はオデーサに全ての必要な支援を提供し、復旧を加速させるよう指示した」と報告した。

その他同氏は、ウクライナの防空を称賛し、「様々な種類のミサイルが29弾飛来したが、25弾を撃墜することができた。それは私たちの防空による重要な成果であり、防空が日々の必需品であることを改めて強調したい。そのことを理解してくれている全てのパートナーたちに感謝している」と強調した。