ゼレンシキー宇大統領、保安庁長官の更迭を発表
ウクライナのゼレンシキー大統領は5日、ウクライナ保安庁(SBU)のマリュク長官と面会した上で、マリュク氏はSBUに残るとしつつ、一緒に新しいSBU長官候補について協議したと伝えた。
ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「ヴァシリ・マリュク氏と会った。彼の戦闘活動に謝意を伝え、そのような活動に注力することを提案した。占領者とロシアに対するウクライナの非対称作戦がもっとあるべきで、敵殲滅における私たちの強力な結果がもっとあるべきだ。マリュク氏は、それを最も効果的に実行する能力があり、SBUのシステム内でそれに携わり続ける」と書き込んだ。
また同氏は、マリュク氏に対して、世界におけるウクライナの非対称作戦の方向性を強化するよう指示を出し、「そのためのリソースと然るべき政治的サポートはある」と伝えた。
同氏は同時に、「SBUの新しい長官を選ぶための候補」についてマリュク氏と話し合ったと書き込んだ。
同日、ゼレンシキー氏はさらに、イェウヘニー・フマーラSBU特別作戦センター「A(アリファ)」長官をSBU長官代行に任命する大統領令第19/2026に署名した。大統領令が大統領府ウェブサイトに公開された。
加えて同氏は、Xアカウントにて、同日フマーラ氏と面会したと報告した。
ゼレンシキー氏は、「ウクライナの特命部隊員とSBU特別作戦センター『A』の経験は拡大していかねばならない。私たちは今日、イェウヘニー(フマーラ氏)とSBUの体系的発展の別の可能性や、現在準備している特別作戦について協議した」と伝えた。
なお、ウクラインシカ・プラウダは、フマーラ氏は、SBUの次期長官候補の1人だと報じている。
また同日、SBU広報室は、長官職を離れるというマリュク氏の声明を公開した。
マリュク氏は、自身は引き続きSBUのシステム内に留まり、今後も敵に最大限のダメージを与える世界レベルの非対称特殊作戦を実行していくと伝えた。
さらに同氏は、「強力で現代的な情報機関は、私たちの国家の安全の保証である。ウクライナ大統領が防衛分野で導入している変更はそのためのものであり、私は彼に感謝している。公正な平和とウクライナの繁栄を信じている」と強調した。
同氏はまた、「SBUの職員、戦友の皆、ウクライナの人々の支持にとても感謝している。私たちの未来のために命を捧げた人々にも永遠の敬意を表する」と伝えた。