ウクライナと米国の代表団会合が今週末に開かれる可能性あり=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナと米国の代表団の会合が今週末にも再び行われる可能性があるとし、またその後、首脳会談の準備ができるだろうと発言した。

ゼレンシキー大統領が15日のベルリンでの会合後の記者団とのやりとりの際、記者からの質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「今日から明日にかけて、私たちは私たちの文書を仕上げる。その後、米国は、思うに、近いうちにロシア人と協議を行い、その後、米国大統領と協議を行うだろう。その後、私たちのチームが会談する。私たちの交渉チームは近いうちに米国で会談すると思う。もしかしたら今週末にでも」と述べた。

また同氏は、それらの会談の後、「少なくとも米大統領との首脳レベルの会談について考えていくことになるだろう」と発言した。

これに先立ち、14、15日、ウクライナと米国の代表団がベルリンにて和平計画に関する交渉を行っていた。

また、15日、ベルリンにて、ゼレンシキー大統領と欧州首脳と米国代表団のウィトコフ米大統領特使とクシュナー氏が協議を行っていた。

さらに欧州諸国の首脳と欧州連合(EU)幹部は15日、ウクライナ、米国、欧州諸国が、ウクライナのおける平和達成のパラメーターについて合意したとする共同声明を発出していた。