ウクライナ英仏独4首脳、ウクライナの将来の安全の保証について協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、スターマー英首相、マクロン仏大統領、メルツ独首相とロンドンで会談し、ウクライナに対する効果的な安全の保証を提供するための協議を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「現実的な安全を保証することは、常に共通の挑戦かつ共同の取り組みだ」と書き込んだ。
また同氏は、3国の首脳の支援に謝意を伝えた。
その他、スカイ・ニュースは、今回の4首脳会談は、スターマー英首相の公邸で行われたと報じた。
同報道によれば、会談の主要議題は、米国が提案した和平計画と潜在的な障害をめぐる外交努力に焦点が当てられている。
同会談の開始前にスターマー氏は、「私たちは4人で、和平計画の様々な問題を非公開で議論し、進展を図る機会を持つ。この紛争がほぼ4年間続いていること、ロシアが侵略国であることを覚えておかねばならない。そのため、停戦が実現するならば、それは公正なものでなければならない。なぜなら、ウクライナは甚大な損害を被り、同国が引き起こしたわけではない戦争でとても高い代償を払ってきたからだ。停戦はまた、永続的なものでなければならない。プーチンが明確な安全の保証を伴わない合意を尊重しないことを私たちは知っているからだ(編集注:ママ。おそらく安全の保証を『伴う』合意の意)。そのため、私たちは正にそのことに焦点を当てる」と述べた。
写真:ゼレンシキー宇大統領(テレグラム)