ケロッグ米特使、米国の28項目和平案は最終的なものではないと説明
米国のケロッグ・ウクライナ問題担当大統領特使は、28項目和平案は枠組み文書であり、最終的なものではないが、ロシア・ウクライナ戦争の終結のための真の可能性のなるかもしれないと発言した。
ケロッグ特使がフォックス・ニュースとのインタビュー時に発言した。
インタビューにて、ケロッグ氏は、ウクライナにおける平和的情勢解決のための政治プロセスを、軍事作戦における目標達成になぞらえた上で、「目標までの最後の10メートルはいつも最も困難だ」と形容した。
また同氏は、「私たちは大体最後の2メートル地点にいる。私たちはほぼ目的地にいる。そして、提案された28項目の『和平計画』は未完の仕事である。つまり、最終的な結果の達成を確実にするために、感謝祭までの1週間を通じて、それが練り上げられるだろう」と指摘した。
同氏はさらに、計画を準備したチームは困難で質の高い作業を成し遂げたと評価しつつ、同文書に関する作業は継続中だと述べた。
同時に同氏は、「少し変更する必要があるいくつかの事柄がある。しかし、それは交渉中に行われる」と発言した。
同氏は、和平案署名の実現可能性については、楽観的な見解を示した。そして同氏は、「私たちはウクライナ側をそこ(案への署名)へと押せると思う。そして、その後にロシア側もこれへと押せると思う」と発言した。