ウクライナと米国は将来の和平合意の内容に関する協議をスイスで始める=宇安保会議書記
ウクライナのウメロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は22日、ウクライナと米国の政権高官は近日中に将来の和平合意の要素についてスイスで協議を始めると発言した。
ウメロウNSDC書記がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。
ウメロウ氏は、ウクライナ側は自らの利益を明確に理解した上でそのプロセスと向き合っていると指摘した。
同氏はその際、「それは過去数日続いている対話の次の段階であり、何より今後の行動のビジョンを調整することを目的としたものだ。私たちは、米国側の参加と実質的な協議への準備を重視している。ウクライナは引き続き責任を持って、専門的かつ一貫して行動していくし、それこそ私たちの国家安全保障が要求することである」と強調した。
これに先立ち、トランプ米大統領は21日、トランプ政権はウクライナ側が米国が準備したロシアとの戦争終結案に同意する上での締め切りは来週の木曜日と定めたと発言していた。
ゼレンシキー大統領は同日、現在ウクライナは重要なパートナーか尊厳を失うリスクに直面しかねなくなっていると発言していた。同時に同氏は、主要なパートナーとの建設的な対話を確立するために取り組んでいくと述べていた。
22日、ゼレンシキー氏は、米国、その他のパートナー国、及びロシア代表者との間で、公正かつ永続的な平和の達成に関する交渉プロセスに参加するウクライナ代表団を創設する大統領令に署名している。