ゼレンシキー宇大統領、2日連続でトランプ米大統領と電話会談 欧州首脳も参加
ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、前日に続いてトランプ米大統領と電話会談を行った。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ちょうどスーミ州の私たちの旅団の場所からの帰路で、トランプ大統領と話した。そのやりとりは、トランプ大統領の代表者であるスティーヴン・ウィトコフ氏のモスクワ訪問の後に行われた」と書き込んだ。
また同氏は、「パートナーたちを含む私たちの共通の立場は、戦争は終わらねばならない、という完全に明白なものだ。そして、それは公正な終結でなければならない。やりとりにはまた、欧州の首脳も参加した。私は一人一人に支援につき感謝している。私たちは、モスクワで話されたことについて協議した」と伝えた。
同氏はさらに、「ウクライナは自らの独立を必ず守る。私たち皆が永続する信頼できる平和を必要としている。ロシアは自らが始めた戦争を終わらせねばならない。ウクライナを支えてくれている皆に感謝している」と書き込んだ。
これに先立ち、トランプ米大統領の特使であるウィトコフ氏がモスクワにてロシアのプーチン氏と会談していた。その後トランプ氏は、トゥルースソーシャル・アカウントにて、「私の特使であるウィトコフが先ほどロシアのプーチン大統領と非常に生産的な会談を行った。素晴らしい進展があった! その後、私は欧州のいくつかの同盟国に最新情報を提供した。全員がこの戦争は終結しなければならないという点で同意しており、私たちは今後数日、数週間、そのために取り組んでいく」と書き込んでいた。
なお、ゼレンシキー大統領は5日もトランプ米大統領と電話会談を行っていた。