サンドゥ・モルドバ大統領、安保会議招集へ 外国の議会選挙介入を懸念

モルドバのサンドゥ大統領は、9月に予定される国の議会選挙を前に、外国の選挙への介入の懸念を受けて、7月30日に高等安全保障会議の会合を招集する。

ニュースメーカーがモルドバ大統領府の発表を伝えた

安保会議では、「情報操作と外国の選挙プロセス介入との闘い」について協議されるという。

またサンドゥ大統領は、会合後に記者会見を行うとのこと。

なお、モルドバでは、国会選挙の投票が今年9月28日に行われる。

7月6日、国外に逃亡している親露オリガルヒのイラン・ショール氏がモスクワにて、政治ブロック「勝利」がモルドバ議会選挙に参加すると発表していた。

これに対して、7月19日、モルドバ中央選挙管理委員会は、外国機構の支援を受けているとして、「勝利」の登録申請の受理を拒否。同政治勢力が違法な資金供与を受けているという根拠のある疑いが生じていると説明されていた。