ウクライナはロシアに来週会合を開くことを提案＝ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は１９日、ウメロウ国家安全保障国防会議（ＮＳＤＣ）書記がロシア側に来週会合を開くことを提案したと報告した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの時に伝えた。

ゼレンシキー氏は、「（編集注：捕虜の）交換に関するロシア側とのやりとりが続いている。私たちは、前回のイスタンブル会合の合意を履行し続けている。現在、チームは、もう１つの交換に向けた作業をしている」と発言した。

また同氏は、ウメロウ国家安全保障国防会議（ＮＳＤＣ）書記（編集注：過去２回のロシアとの協議の際のウクライナ代表団団長）がロシア側に来週次期会合を開くことを提案したと伝えた。ゼレンシキー氏は、交渉のダイナミズムを拡大して、停戦達成のためにあらゆることを行うべきだと強調した。

そして同氏は、「ロシア側は解決から隠れることを止めなければならない。捕虜交換。児童返還。殺戮停止。そして、確かに永続的な平和を真に確保するには首脳級会合が必要だ。ウクライナはそのような会合への準備がある」と発言した。

写真：大統領府