ゼレンシキー宇大統領、エルドアン土大統領とイスタンブルでのロシアとの協議の詳細を協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を行い、5月15日に行われるかもしれないロシア首脳プーチン氏との直接交渉の詳細について協議を行った。
ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「エルドアン土大統領と話した。戦争終結の役に立つかもしれない、トルコでの会談の重要な詳細について協議した。首脳レベルでの外交促進への支援と準備につき感謝している。私たちは停戦の必要性を同じように見ている」と伝えた。
また同氏は、パートナーたちが停戦監視を確保することも必要だと強調した。
同氏はそして、「私たちはプーチンとの直接交渉への準備がある。そして、私たち皆が欧州にて一緒に安全の長期的保証のために取り組んでいることが非常に重要だ。米国と恒常的に連絡を取っていく。エルドアン大統領と、平和を生じさせるための今後の共同作業について合意した」と書き込んだ。
これに先立ち、米国のトランプ大統領は12日、イスタンブルで開催されるかもしれないゼレンシキー宇大統領とロシア首脳プーチン氏との会談に、自身も合流する可能性を検討していると発言していた。
また10日、ウクライナ、フランス、ドイツ、英国、ポーランドの5か国の首脳は、5月12日からの最低30日間の完全かつ無条件の停戦開始の支持を表明していた。
これに対して、ロシアの首脳プーチン氏は11日、5月15日から2022年時の「協議が中断したところ」でウクライナとの直接交渉をトルコで再開することを提案していた。
その後、ゼレンシキー大統領は11日、ロシアによる停戦を期待しているとしつつ、5月15日に自身はトルコにてロシアのプーチン氏を待つと発言していた。