トランプ米大統領、イスタンブルの宇露首脳会談に自身が合流する可能性に言及

米国のトランプ大統領は12日、イスタンブルで開催されるかもしれないゼレンシキー宇大統領とロシア首脳プーチン氏との会談に、自身も合流する可能性を検討していると発言した。

トランプ大統領がホワイトハウスでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

トランプ氏は、「私もそこへ飛ぶ可能性を検討している。木曜日にどこにいるか私はまだ知らないし、私には非常に多くの会合があるが、私は、そこを訪れることについて考えている。そのような可能性はある」と発言した。

また同氏は、「その会談が行われることを主張したし、それはついに実現する」と発言した。

同氏はそして、「私は、その木曜日のロシアとウクライナの会談から、良い結果が期待できると思っているし、おそらく、両首脳はそこへ来る」と発言した。

さらに同氏は、「その流血を止めるために懸命に取り組んでいる」と述べ、「それは全く意味がない!」と強調した。

なお、CNNの報道によれば、トランプ大統領は12日から16日まで中東のサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦を訪問する予定

これに先立ち、10日、ウクライナ、フランス、ドイツ、英国、ポーランドの5か国の首脳は、5月12日からの最低30日間の完全かつ無条件の停戦開始の支持を表明していた。

これに対して、ロシアの首脳プーチン氏は11日、5月15日から2022年時の「協議が中断したところ」でウクライナとの直接交渉をトルコで再開することを提案していた。

その後、ゼレンシキー大統領は11日、ロシアによる停戦を期待しているとしつつ、5月15日に自身はトルコにてロシアのプーチン氏を待つと発言していた。

写真:ホワイトハウス