トルコでプーチンと会うという決定はトランプ氏も他の首脳も支持している=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、5月15日にトルコでロシア首脳プーチン氏と会うという決定は、トランプ米大統領も他の首脳も支持していると発言した。
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日は多くの外交活動があった。パートナーたちとの作業もあったし、私たちへの支援に関するパートナー間のやり取りもあった」と伝えた。
また同氏は、「明日からの停戦を期待する。その提案はテーブルの上にある。完全かつ無条件の停戦で、外交に必要な基盤を与えるための長期のものは、平和を大きく近付ける可能性がある。ウクライナは、それを長らく提案しているし、パートナーたちも提案している。世界中がそれについて話している。私たちは、ロシアからのはっきりとした返答を待っている」と発言した。
同氏はさらに、「いずれにせよ、ロシアは戦争を終わらせざるを得ない。殺人は止まらねばならない。公正であるために、ウクライナの戦力は、対称的に対応する準備がある」と伝えた。
また同氏は、「私たちは、もしプーチンが停戦を拒否したら、パートナーたちは対露制裁を強化する準備があると、彼らから何度も聞いてきた。見てみようではないか」と指摘した。
同氏は加えて、「ウクライナの私たちには、交渉を行うことの問題は全くない。私たちはどのようなフォーマットへも準備がある。私は、この木曜日、5月15日に、トルコへ行く。そして、トルコでプーチンを待つ。私自身がだ。そして、今回はプーチンが、できない理由を探さないことを期待している」と発言した。同時に同氏は、「私たちは、戦争を終わらせるために話す準備がある。木曜日、トルコだ。トランプ大統領は支持した。他の首脳たちも支持している」と伝えた。
これに先立ち、10日、ウクライナ、フランス、ドイツ、英国、ポーランドの5か国の首脳は、5月12日からの最低30日間の完全かつ無条件の停戦開始への支持を表明していた。
これに対して、ロシアの首脳プーチン氏は11日、5月15日から2022年時の「協議が中断したところ」でウクライナとの直接交渉をトルコで再開することを提案していた。
その後、ゼレンシキー大統領は11日、ロシアによる停戦を期待しているとしつつ、5月15日に自身はトルコにてロシアのプーチン氏を待つと発言していた。