「停戦が和平交渉の条件作る」=エルドアン土大統領、露・仏首脳のそれぞれ電話会談

トルコのエルドアン大統領は11日、ロシアの首脳プーチンとフランスのマクロン大統領とそれぞれ電話会談を行った。

トルコ大統領府が公表した。

プーチン氏との電話会談について、発表には、「エルドアン大統領はプーチン露大統領に対して、交渉が止まった場所からイスタンブルにてロシア・ウクライナの和平交渉を継続するとの彼の発言を肯定的に受け止めたと述べ、トルコは恒久的解決へと繋がる交渉を受け入れる準備があると伝えた」と書かれている。

また発表によれば、エルドアン氏は、「和平達成のための機会の窓が開いており、包括的な停戦は和平交渉に必要な条件を作り出す」と発言した。

加えて、両者は、トルコとロシアの間の二国間関係、地域、世界の問題についても協議したという。

マクロン仏大統領との電話会談についての発表によれば、エルドアン氏は、「ウクライナとロシアの戦争の終結への道にて、歴史的な転機が訪れており、この機会は利用すべきだ。(中略)トルコは、停戦と永続的な平和を確保するために、交渉実施を含む、あらゆる可能なことを行う準備がある」と述べたという。

写真:AA