ロシア大統領報道官、ジッダ宇米協議についてコメント
ロシア首脳のペスコフ報道官は12日、前日にジッダで開催されたウクライナ・米国政権高官協議の詳細につき米国からの報告を待っていると発言した。
BBCロシア語が報じた。
ペスコフ氏は、「あなた方は少し先走っている。私たちは先走りたくない。昨日、報道陣とのやり取りの際に、ルビオ氏とウォルツ氏が、様々なチャンネルを通じて、私たちに、ジッダで行われたやり取りの本質に関する詳細な情報を伝えると発言していた」と発言した。
そして同氏は、近々クレムリンは米国と接触する予定であり、その際にロシア首脳陣は完全な情報を得ることを期待していると伝えた。
さらに同氏は、ロシアと米国の間にはプーチン氏とトランプ米大統領の電話会談に関する合意は全くないとも述べた。同氏はまた、米国からその要請は全く届いていないとしつつ、他方でクレムリンは電話会談の可能性を排除していないとも述べた。