ウクライナ外務省、マリウポリを無許可で訪問した独テレビ局に説明要請

ウクライナのニコレンコ外務報道官は2日、独テレビ局「ZDF」に対して、同局モスクワ支局長がロシアが占領するマリウポリを訪問したことに関する説明を要請した。

ニコレンコ報道官がソーシャルメディア「X」アカウントにコメントを書き込んだ

ニコレンコ氏は、「現実の歪曲はジャーナリズムではない。さらには、ZDF局モスクワ支局長がウクライナの同意なく被占領下マリウポリを訪問したことは、ウクライナ国内法の侵害である。私たちは、ZDFに対して公式な説明を提示することを要請している。ウクライナ国内法侵害は、報道機関のウクライナ国内での今後の活動に影響を及ぼしかねない」と発言した。

これに先立ち、ZDFの記者アルミン・クーパー氏が被占領下マリウポリのルポ番組を制作し、その中で町は生きており、町には人が必要なためロシア国民が到来しており、また町では抵抗は見られないと発言していた。

写真:ニコレンコ報道官(X)