クレーバ宇外相、ソマリア外相と反政府勢力支配地域で拘束されているウクライナ国民の問題につき協議

ウクライナのクレーバ外相は18日、ソマリアのオマール外相代行と電話会談を行い、同国の反政府勢力支配地域で拘束されているウクライナ国民4名を巡る状況につき協議を行った。

クレーバ外相がソーシャルメディア「X」アカウントで報告した

クレーバ氏は、「私は、ソマリアのアリ・オマール外相代行とソマリアで拘束されているウクライナ国民4名を巡る状況とその解決手段につき協議した」と伝えた。

また同氏は、早期に外交関係を樹立する覚書に署名することでも合意したと述べ、「それが生じれば、ウクライナが外交関係を樹立していないアフリカの国は1つもなくなることになる」と書き込んだ。

さらに同氏は、ウクライナとアフリカ連合の協力の深化の手段についても協議したと伝えた。

これに先立ち、1月12日、ウクライナ外務省は、ソマリアの反政府勢力が支配している地域ででウクライナ国民4名(事故を起こした国連ミッションのヘリコプター乗組員)が拘束されたことを認めていた。

ヘリは、ウクライナの民間企業の所属で、国連の発注を受けて輸送契約を実行していたもの。

写真:大統領府