ウクライナへロシアに連れ去られていた3名の児童が帰還 カタールが仲介

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は16日、ロシアと一時的被占領下にあるウクライナ領からウクライナ政府管理地域にさらに3名の児童を帰還させることができたと報告した。

イェルマーク長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

イェルマーク氏は、「ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領の課題を遂行し続けている。私たちの子供が家へ帰ってきている。私たちのチームとウクライナのドミトロー・ルビネツ・オンブズマンの共同の努力とカタールの仲介によって、私たちは3名の児童を帰還させている」と書き込んだ。

同氏によれば、帰還する者の内2名は2008年生まれと2012年生まれの児童で、一時的被占領地から母親のもとへの帰還となり、3人目はロシアからの帰還で、母親とはジョージアで離れ離れになっていた児童だという。

3名ともすでに自宅で、親族と一緒にいると書かれている。

イェルマーク氏は、「ゼレンシキー氏からの課題は、全員を帰還させることだ。私たちはそれを実行する」と強調した。