ゼレンシキー宇大統領、東部ハルキウの地下鉄での学校授業を視察

ウクライナのゼレンシキー大統領は１１月３０日、東部ハルキウ州を訪問した際に、ハルキウ市内の地下鉄駅「ウニヴェルシテト」で行われている授業の様子を視察した。

大統領府広報室が公表した。

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、数学、英語、音楽の授業が行われている授業を訪れたという。

その際ゼレンシキー氏は、生徒たちと対話し、授業の内容について質問した。生徒たちは大統領に対して、好きな科目や夢中になっていることにつき伝えた。

その他ゼレンシキー氏は、ハルキウ州の教育関係者に叙勲を行った。

同氏は、「ハルキウ州を訪れて、子供たち、彼らの笑顔を見るのはとても嬉しいことだ。彼らの目は、小さく、とても楽しそうだけれど、もう少し大人びている。それは、子供たちが国とともに経験している挑戦によるものだろう」と発言した。

さらに同氏は、「私は、あなた方皆に対して、ハルキウ州を空っぽにしないようにしていること、ここに素敵な子供たちがいること、様々な職業の人がいることにつき、感謝を伝えたい。当然、あなた方、先生方がいることについてもだ。学校があり、さらにはこのようなクリエイティブな空間があるなら、命もある」と強調した。

同氏は、教師たちの教育活動につき謝意を伝えた。

なお、ゼレンシキー大統領は当日、ハルキウ州のクプヤンシク方面前線の指揮所を訪れていた。

写真：大統領府