クレーバ宇外相、南アフリカ訪問開始

ウクライナのクレーバ外相は6、7日、皆アフリカ共和国を公式訪問する。

ウクライナ外務省が公表した

発表によれば、クレーバ外相は、パンドール南ア外相と会談し、その際、ウクライナの和平案「平和の公式」実現、ロシアに連れ去られたウクライナ児童の帰還、アフリカの食料安全保障、二国間貿易の拡大、国際機関でのウクライナ・南ア間連携の活性化が重要な議題となるという。

またクレーバ氏は、プレトリア大学の学生や教師を対象に講義を行い、大学付属ジャベット・アート・センターにてロシアの対ウクライナ侵略の被害が見られるバーチャルリアリティ展「戦争を生きる」の開会も行うとのこと。

ウクライナ外相の南アフリカ訪問は1998年以来初めて。

また、クレーバ外相のアフリカ訪問は、今回が4回目となる。1回目は2022年10月(セネガル、コートジボアール、ガーナ、ケニア)、2回目は2023年5月(モロッコ、エチオピア、ルアンダ、モザンビーク、ナイジェリア)、3回目は2023年7月(赤道ギニア、リベリア)だった。