ゼレンシキー宇大統領、情報機関や外務省代表者とイスラエル情勢につき協議

ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、同国の情報機関や外務省の代表者とともに会合を開き、イスラエル情勢につき協議を行ったと伝えた。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた

ゼレンシキー氏は、「私たちの情報機関、情報総局、対外情報庁のトップ、私たちの外交官とともに、イスラエルと同国関連の情勢、中近東全般の情勢につき会合を開いた。それは私たちにとって重要な意味を持つ。ウクライナだけでなく、私たちの欧州全体にとってである。現存の情報によれば、ロシアが、痛みと苦しみの新たな厳選が世界の団結を弱め、分断と対立を増やし、ロシアが欧州の自由を破壊する上で役立たせるべく、中近東において戦争を煽ることに関心があるのは非常に明白である」と発言した。

同氏はまた、「私たちは、ロシアのプロパガンディストが喜び、イランにおけるロシアの友人たちが全くもって率直にイスラエルを攻撃した者と方を並べているのを目にしている。そしてそれらは全て、世界が現在思っているよりもはるかに大きな脅威である。過去の世界大戦は、局地的な侵略から拡散したのだ」と指摘した。

さらに同氏は、ウクライナはその脅威に対抗するための世界の最大限の団結を守る関連方策を準備していると伝えた。

写真:大統領府