和平計画は皆が気に入るようなものにはならない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、和平計画は皆が気に入るようなものにはならず、そこには常に妥協があると発言した。
ゼレンシキー大統領が記者たちの質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「(和平)計画は皆が気に入るようなものにはならない。計画のあれやこれやの形には、間違いなく多くの譲歩がある。計画に関する最新のコメントと修正を、私たちは米国に送った」と発言した。
また同氏は、ロシアが戦争を始めたのだから、最も重要なことは、その計画が、何よりウクライナにとって、できる限り公正なものとなることだと発言した。同氏はさらに、和平計画は、単なる紙切れではなく、戦争終結に向けた重要な一歩となるよう、実効的なものでなければならないと強調した。
同氏は加えて、同計画は、署名の後にロシアがウクライナ国民に対する新たな侵略を始められないようなものとならなければならないと発言した。