シュミハリ宇首相、G7大使に今後の改革コンセプトを説明

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ウクライナのシュミハリ首相は3日、ウクライナに駐在するG7の大使と会談し、ウクライナの民主主義を強化するコンセプトを伝えた。

シュミハリ首相がテレグラム・チャンネルで報告した

シュミハリ氏は、「このコンセプトは、ゼレンシキー大統領が基本部分を概説した、将来のウクライナ・ドクトリンの一部である。コンセプトに加える形で、私たちは包括的な改革計画を策定しており、そこには重要目標として、国家機構発展、競争経済の発展、国家・ビジネス環境・市民社会の連携強化が据えられる」と伝えた。

同氏はさらに、ウクライナ政権は、パートナーの改革提案を含めた上で、全ての必要な改革を優先課題として2027年に向けた改革計画にまとめると説明した。

そして同氏は、「会談時、私たちは、パートナーからの直接予算支援の継続を協議した。また、私は、凍結されているロシア資産の接収とそれをウクライナ復興へと回すことの必要性についても提起した」と報告した。