ゼレンシキー宇大統領、露軍のザポリッジャ原発でのテロ実施のおそれを改めて警告

ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、ロシアは占拠を続けるウクライナ南部ザポリッジャ原発の局地的爆発を起こすためのあらゆる技術的準備を終えているとし、ウクライナ防衛戦力の反転攻勢を止めたり、外国からウクライナに対して政治的圧力をかけさせたりするために爆発が起こされるかもしれないと発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪れたサンチェス西首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「彼らにとって現在重要なのは、過去1年間彼らが示してきた戦場での弱体化の後、カホウカダムの爆破のような予期できない様々なテロ行為や、あり得る局地的な爆発で私たちを止めることである。その後には、この戦争が世界にとって危険であるという情報攻勢をかけたり、爆発を起こしたのが自分たちではないなどと主張したりするのだ。誰かにそれを信じさせるのは非常に困難だろうが、しかしそれであっても、情報空間にとっては、特に懐疑主義的な人々をはじめとし、人々が恐れたり、様々なパートナー達が政治的にウクライナを止め始めたり、私たちの反転攻勢を止めようとしたりする(編集注:可能性がある)。そういうことのために、ロシアは計画するかもしれない」と発言した。

同氏はまた、そのようなテロの深刻な脅威が存在し、ロシアは技術的に局地的な爆発を引き起こす技術的準備はできており、それは危険な物質の流出を引き起こしかねないと喚起した。

さらに同氏は、ザポリッジャ原発の状況に関して、ウクライナは国際パートナーが、ロシアに政治的に圧力をかけ、ロシアが「そのようなことを考えすらしなくなるよう」、彼らと積極的に対話をしていると発言した。

同氏は、同原発のコントロールをウクライナに戻すことが不可欠であるとし、それは返還のタイミングが非常に重要で、返還は国際原子力機関(IAEA)を通じて行われるべきだと強調した。その際同氏は、「IAEAは仲介者であるし、もしかしたら、他のパートナーも関与させられるかもしれない。そのプロセスに加わることに反対していない国がある。全てが確認されて行われるには、ロシアの管理からウクライナの管理へのコントロールの管理への変更の瞬間が非常に重要だ。なぜなら、『占領者が管理していた時は全て良かったのに、今は流出が生じている』などと言うために遠隔爆破もあり得るわけだ。重要な点である」と発言した。