ゼレンシキー宇大統領、ウクライナ国民向けに訪日を総括

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ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、G7首脳会議に参加するために訪日したことを総括して、ウクライナ国民に向けて報告した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に発言した

ゼレンシキー氏は、19日にはアラブ連盟首脳会議に、20、21日にはG7+ウクライナ討議と、G7とグローバルサウスの国々とウクライナによる拡大会合が開かれたことを報告し、「集中的だった」と伝えた。

その際同氏は、「世界は私たちの立場を聞いている。安全の保護と保証、全ての私たちの領土の返還、私たちの人々の帰還、正義、私たちの『平和の公式』の実現…。世界の多数派から、ウクライナにとって非常に重要な各項目に関する理解を得ている。そして、ウクライナの潜在力を一緒に拡大していこう」と発言した。

また、同氏は、21日、広島において、「ウクライナは本当にG7の作業の尊敬される参加者だった」と述べ、ウクライナの議題は中心かつ特別に扱われていたとし、「ありがとう、G7!」と謝意を伝えた。

加えて、同氏は、各首脳と会談を行ったことを伝え、「バイデン米大統領との会談は、いつもと同じく、協議の後に私たちはより強くなっている。インドネシア首脳との会談は、中身があった。韓国大統領との会談は、強力な関係に向けた潜在力がある。トルドー加首相との会談もあった。ジャスティン、ありがとう。ベトナムとオーストラリアの首脳とも話をした。別途、日本の首相と詳細に話し合った。協力を強めていく」と発言した。

さらに同氏は、広島平和記念館にて「非常に重要なセレモニー(編集注:献花式)と演説があった」と報告した。

なお、ゼレンシキー宇大統領は、20、21日、G7首脳会議に参加するために広島を訪問していた。21日、ゼレンシキー大統領は、訪日日程の終わりには、日本国民へ向けた演説を行っている