ゼレンシキー宇大統領、中国独自の「和平計画」につき「公式には私は何も見ていない」

ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、中国によるいわゆる「和平計画」に関しては、まだ何も公式な文書は見ていないとしつつ、ウクライナが提案している「平和の公式」が支持されることを期待していると発言した。

ゼレンシキー大統領がキーウを訪問したメローニ伊首相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「(クレーバ)宇外相が私に、非公式のやりとり、中国の同僚との対話があったと述べ、確かに、彼ら(中国)にはその文書だか決議だかの案があると述べていた。私たちの文書、私たちが提案しており、多くの国が支持した『平和の公式』がもうある…。私たちは、(2月)23日、国連(総会)会合が開かれ、関連決議への投票が行われる際に私たちのイニシアティブ(平和の公式)が支持を受けることを期待している。私は、提案が1つであることが大切だと思っている。しかし、公式には、私は何の文書も見ていない」と発言した。

同時に同氏は、ウクライナはあらゆる国、アフリカ諸国、インド、中国を含む世界中の国が、「この戦争の終結に関わり」「正義の平和の公式」を支持することに関心があると強調した。

これに先立ち、クレーバ宇大統領は19日、中国の王外交部長とミュンヘン安全保障会議の会場内で会談していた。その際、クレーバ氏は、王氏から「中国の和平計画」なるものの主要要素について聞いたとしつつ、他方でウクライナは同案のテキストを待っていると発言していた。