ゼレンシキー宇大統領、マイダン革命犠牲者を追悼 「私たちは英雄たちの夢を叶えている」

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ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、同国の2013〜14年の尊厳革命(マイダン革命)において当時政権の攻撃により抗議者の死者が最も多かった2月18〜20日に合わせて制定された「英雄天国の戦士の日」に、ゼレンシカ夫人ととも同犠牲者追悼碑を訪れた。

ゼレンシキー大統領がフェイスブック・アカウントで報告した

また、ゼレンシキー氏は、同日、国民向けに演説動画も公開した

ゼレンシキー氏は、「私たちは今日、尊厳革命時に自らの命をウクライナとウクライナ人のために捧げた英雄たち、天国の戦士たちを讃える。様々な年齢、様々な職業、様々な地域の人たちだが、等しく本当の価値を持った人たちだ。これは、一人一人の人に対する敬意である。自由と平等。民主主義。世界に対してウクライナを開くこと。私たちの国を欧州全体と1つにすること。そして、言うまでもなく、ウクライナの独立だ。これらがマイダンを集結させ、防衛させたものであり、今、私たちに大地を守らせているものである。今、ウクライナを守りながら、私たちは、私たちの魂の強さ、力が、ウクライナが生き続けることのために、諦めず、夢を見て、そのために活動してきた多くのウクライナ人の強さと力に基づいていることを記憶している。自立し、自由で、強固なウクライナ。欧州的で、民主的で、独立し、一体の」と発言した。

同氏はまた、ウクライナ人は、自らの自由をどのように勝ち取り、どのように守るかを知っているとし、必要であればいつでも互いに支え合って立ち上がると強調した。そして、それがウクライナの団結の基盤であり、全世界との繋がりなのだと指摘した。

そして同氏は。「私たちがそれら全てを守り切ること、私たちがウクライナの英雄たちの夢を叶えること、そのことに疑いは一切ない。奴隷は天国には通されない。それがウクライナの『意志』の意味である。それが、どうして敵が私たちの大地にいられないかの理由である」と発言した。

写真:大統領府