クレーバ外相、欧州議会に対して、ウクライナ侵略につきロシアを裁く特別法廷の設置を呼びかけ

ウクライナのクレーバ外相は17日、欧州議会に対して、今週決議を採択することによって、ロシアによるウクライナに対する侵略犯罪を扱う特別法廷の設置を支持するよう呼びかけた。

クレーバ外相がツイッター・アカウントに書き込んだ

クレーバ氏は、「私は、欧州議会の議員たちに対して、今週関連決議を採択することで、ウクライナに対する侵略犯罪を扱う特別法廷の設置を支持するよう呼びかける。ロシアの政治・軍事首脳陣にとっての免責はない。彼らは、責任を追及されねばならない」と伝えた。

なお、ウクライナは現在、ロシアによる対ウクライナの侵略犯罪につきロシアの首脳陣の責任を追及するための特別法廷の設置を主導している。

ゼレンシキー宇大統領は、イェルマーク宇大統領府長官の率いる特別法廷設置問題作業グループを作成している。

ウクライナ政府は、特別法廷の設置案を複数用意しており、その1つは、国連が関連決議を採択することで成立する、ウクライナと国連の間での合意を基本にしたものとなっている。