チェコ上院、ホロドモールをウクライナ人へのジェノサイドと認定

ゼレンシキー宇大統領は14日、チェコ国会上院が1932〜1933年のホロドモールをウクライナ民族に対するジェノサイドだと認定する決定を採択したと報告した。

ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントに書き込んだ

ゼレンシキー氏は、「ホロドモールをウクライナ人へのジェノサイドと認定するチェコ上院の決定を歓迎する。私は、真実の確定と歴史的正義の回復につきチェコの友人たちに感謝している。全ての過去と現在のロシアの犯罪への罰は不可避である」と書き込んだ。

これに先立ち、11月30日、ドイツ国会は、1932〜1933年のソ連政権がウクライナで引き起こした人為的大規模飢餓「ホロドモール」をウクライナ人に対するジェノサイドと認定していた。

2022年11月16日、ウクライナ最高会議は、世界各国の国会に対して、ホロドモールをウクライナ人に対するジェノサイドと承認するよう呼びかける決議を採択していた。現在、そのような承認を行なった国は23か国。