ウクライナ、カンボジア、日本、地雷除去の共同プロジェクトを準備

ウクライナのクレーバ外相は11日、ウクライナ、カンボジア、日本による、ウクライナの地雷除去支援のための3者プログラムが準備されていると発言した。

カンボジア滞在中のクレーバ宇外相がテレビ番組に生中継で出演した際に発言した。外務省広報室が伝えた

クレーバ氏は、ゼレンシキー宇大統領とフン・セン・カンボジア首相の電話会談の延長で、今週フン・セン氏がプノンペンでクレーバ氏と会談したことを喚起した。

同氏は、「会談では、とりわけ地雷除去支援について話し合った。カンボジアと日本の関与するウクライナ領の地雷除去の三者共同プロジェクトが見えてきている。私たちは、同プロジェクトにつき、誰が何をするか、どのようなスケジュールで行うか、という具体的パラメーターを話し合った」と発言した。

同氏はまた、同プロジェクトについては、10日、カンボジア副首相と会談し、詳細を協議したと伝えた。

さらに同氏は、「カンボジアは、私たちの要請に応じて、そのプロジェクトを主導し、日本とともに、ウクライナの地雷除去を支援する準備がある。過去には、カンボジアは戦争で長らく被害を受けてきており、同国は地雷除去のかなりの経験を有している。つまり、専門性があり、機材もある。私たちは、彼らを私たちの問題へと関与していく」と伝えた。

なお、クレーバ外相は10日、カンボジア首都プノンペン訪問時に、ASEANの基本文書である「東南アジア友好協力条約(TAC)」にウクライナを代表して署名した