ゼレンシキー宇大統領、エルドアン・トルコ大統領に穀物回廊維持に向けた努力に謝意

ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、トルコのエルドアン大統領と電話会談を実施し、黒海穀物回廊の維持努力への積極的な参加、ウクライナの主権と領土一体性への揺らがぬ支持につき謝意を伝えた。

ゼレンシキー大統領がツイッター・アカウントで伝えた

ゼレンシキー氏はまた、ウクライナの被拘束者と政治囚の解放に向けた今後の行動について協議したと伝え、その際にトルコのサポートに期待していると書き込んだ。

これに先立ち、10月29日、ロシアは、黒海に設定した穀物回廊を通じた農産物輸出の合意への参加を停止すると発表していた。その際ロシアは、自らの決定につき、「セヴァストーポリ湾の黒海艦隊の艦船が攻撃された」ことを根拠にし、その際、ウクライナと英国を非難していた。

その後、トルコのエルドアン大統領は11月2日、黒海穀物回廊の活動が再開され、穀物輸送が以前同様実施されると発表した。エルドアン氏は、「ショイグ露国防相がアカル・トルコ国防相に電話した際に、穀物輸送は、2日12時以降、以前同様続いていくと発言した」と報告していた。

写真:大統領府