「イタリアはプーチンのエネルギー脅迫に屈せず、ウクライナを支持し続ける」=メローニ伊首相

イタリアのメローニ首相は25日、同国国会での最初の演説の際に、イタリアはプーチン露大統領のエネルギーを用いた脅迫に屈せず、ウクライナを今後も支持し続けると発言した。

ロイター通信が報じた

メローニ首相は、「もし私たちがプーチンのエネルギー分野の脅迫に屈したら、問題は解決されないどころか、さらなる要求と脅迫への道を開き、問題は悪化するばかりである」と発言した。

同氏はまた、自身の内閣はエネルギー危機により被害を受けている家族や企業へと財政支援を提案するとし、その方策に必要な予算の大きさから、選挙時の公約の一部を延期せざるをえなくなる可能性があると指摘した。

さらに同氏は、イタリアは、ウクライナへの支援と、全面的侵略によってロシアに対して科されている対露制裁を支持し続けると発言した。