ウクライナ政権関係者、ロシアの核兵器脅迫にコメント 「他の核保有国が警告すべき」

ポドリャク宇大統領府長官顧問は、核兵器保有国は、もしロシアが核兵器を使用する決定を下した場合に生じ得る結果につき、ロシアに対して警告すべきだと発言した。

ポドリャク氏がアゼルバイジャンのレポート通信へのインタビュー時に、ロシアの核兵器脅迫につきコメントした

ポドリャク氏は、「核脅迫については、それはもはやウクライナの問題ではなく、グローバルな問題である。ロシアが多くの核保有国によって署名された核抑止のグローバルなドクトリンに反する準備があることを大っぴらに述べているからだ。そのドクトリンは、核兵器は侵略のために、特に非保有国に対しては、使用しては決してならないことを定めている」と発言した。

同氏はまた、核兵器を保有する大国ロシアが現在非保有国ウクライナを核兵器使用をほのめかして脅迫していると指摘し、「そこに非常に重要なニュアンスがある。核不使用の合意には、そのあり得る使用について、『国家の領土一体性や国家そのものへの脅威があった場合』というアルゴリズムが明記されている。私たちはロシアは攻撃していない。戦争はウクライナ領においてのみ、つまりロシアにより占領されている領土で生じている。言うまでもなくそれらの地はウクライナ領であり、言うまでもなく誰もロシアに対して脅威はもたらしていない」と発言した。

その上で、同氏は、ロシアに対して、どのような核兵器使用の試みも、文明に対する攻撃とみなされ、それへの対応は、その他の核保有国が反撃することにつき口上書を送付せねばならないとの見方を示した。

同氏は、「繰り返すが、それはウクライナの問題ではない。ロシアは、核安全保障全体の構造を破壊したがっているのだ。そのため、世界は遊ぶのを止めねばならない。『住民投票』などというものは一切存在せず、ウクライナ領内にロシア領は存在しない。あるのは制圧されたが、今後私たちが解放するウクライナ領である。そのため、ロシアが核兵器について話したとしても、ロシアと戯れてはいけない。ロシアに対しては、核の合意があること、それによって、反撃は核兵器を持っている全ての国によって行われることを説明すべきなのだ」と発言した。

その他、ウクライナのクレーバ外相は25日、ロシアの核兵器使用の可能性に言及していることにつき、ウクライナが屈することはないとしつつ、世界の核兵器保有国に対してそのような発言を許容しないことをロシアに示すよう、ツイッター・アカウントに書き込んだ

クレーバ氏は、「プーチン氏とラヴロフ氏の核兵器使用可能性に関する無責任な発言は絶対に受け入れられない。ウクライナは屈しない。私たちは、全ての核保有国に対して、今すぐ声を上げ、そのようなレトリックは世界をリスクに晒すものであり、世界が許容することはないことを、ロシアにわからせるよう求める」と書き込んだ。

写真:大統領府