シュミハリ・ウクライナ首相、松田日本大使と会談 日本の支援に感謝

ウクライナのシュミハリ首相は31日、松田駐ウクライナ日本対しと会談し、戦後のウクライナ復興や、二国間関係の発展について協議を行った。

シュミハリ首相がテレグラム・チャンネルにて報告した

シュミハリ氏は、「日本は、ウクライナの理想的なパートナーであり、日本の包括的サポートは私たちが勝利に向かって進むことの助けとなっている。松田邦紀大使との会談時、私は、日本の政府と国民に対して、一貫して私たちとともに立ち続けてくれていることにつき謝意を伝えた。戦後の復興における日本の積極的役割、私たちの国の間の実りある関係継続について協議した」と書き込んだ。

同氏はまた、松田大使が、日本は民間セクターに対して、ウクライナ復興へ参画するよう積極的に呼びかけていると述べたと伝え、「私たちは、日本の企業と官民協力プロジェクトを喜んで開始する」と書き込んだ。

両者は、ウクライナへの財政サポートや、ザポリッジャ原発へ向かう国際原子力機関(IAEA)調査団についても話し合ったとのこと。シュミハリ氏は、「日本は、同訪問(編集注:IAEA調査団の原発訪問)の組織におけるウクライナの努力を高く評価しており、その目的を支持している」と伝えた。

これに先立ち、在ウクライナ日本国大使館は8月22日、松田駐ウクライナ日本国大使がキーウ(キエフ)へ到着したと報告していた