「今の悲劇は8年前、ロシアのクリミア奪取の時に始まった」=ジョンソン英首相

ジョンソン英首相は23日、ロシアが戦争を止め、例外なく全てのウクライナ領から去らない限り、国際社会はウクライナに、軍事支援を含む全ての必要な支援を行い続けなければいけないと発言した。

ジョンソン英首相がウクライナが主催する第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談にオンラインで出席し、演説を行った。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ジョンソン氏は、「私たちはロシアによるクリミア、あるいは、その他のウクライナ領の一部の併合を決して認めない。プーチン攻撃の脅威を前にして、ロシアがこの凄惨な戦争を止めない限り、そして例外なく全てのウクライナ領から自らの戦力を撤退させない限り、私たちは、ウクライナの友人にあらゆる必要な軍事的サポート、人道支援、経済支援、外交的支援を今後も与えなければならない」と発言した。

同氏はまた、2014年のロシアによるクリミア違法併合が現在の全面的戦争の事前段階であったと述べつつ、しかしながらその際国際社会には「それを認めるだけの勇気と決断力がなかった」と指摘した。同氏は、他方で2月24日にロシアが全面的侵攻を始めた後、国際社会は統一戦線を実現したと発言した。

同時に、同氏は、「しかし、この悲劇はロシアがクリミアを奪取し、半島を支配に起き始めた8年前に始まったのだ。その時、プーチンは力で欧州の国の領土を奪取し始めた。それは、力による国境の変更が行われていた第二次世界大戦後初めてのことだった」と発言した。

同氏はさらに、プーチンは、奪ったクリミアを軍事基地にし、それを2月24日以降のウクライナ全域への攻撃のための拠点の1つとして利用していると指摘した。同氏は、「私たちは、プーチンがウクライナの別の場所に照準を合わせていること、彼がウクライナ全土を欲していることを目にしている。彼は、クリミアで行ったのと同じことをウクライナ全土でしたがっているのだ。彼は、新たな併合、さらなる偽住民投票を準備している」と発言した。

同氏は、これらの点から「私たちは武器の力で国境を変えることをこれ以上認めることはできない」と述べ、国際社会はこの点で強固かつ決断力を持って行動しなければならないと強調した。

なお、8月23日、第2回クリミア・プラットフォーム首脳会談がオンラインで開催されており、約60の国・国際機関の代表者が出席している。