ジャマテイ・グアテマラ大統領「私たちはかつてないほど強力に民主主義と平和のために闘わねばならない」

25日にキーウを訪問したジャマテイ・グアテマラ大統領は、同国はロシアの対ウクライナ戦争を消極的に観察することはなく、平和を守るために「外交的攻勢」を仕掛けると発言した。

ジャマテイ大統領がゼレンシキー宇大統領との会談後記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ジャマテイ氏は、「私たちは黙ることはできない。人々が死んでいる限り、私たちは視点を逸らすことはできない。人々がおろかな戦争で死んでいる限り、私たちはかつてないほどに強力に、民主主義、平和、国家間の問題の外交的解決のために闘わねばならないのだ」と発言した。

同氏はまた、今次の戦争を終わらせ、人命を守るために、努力を結集させる必要があると強調した。

さらに同氏は、「この紛争にて、グアテマラがすでに自分の声をあげたことを明確にしよう。私たちは、常に自分たちの言葉に従っていく。グアテマラは消極的に観察はしない。私たちは、外交的攻勢を仕掛ける。私たちは、国連にて平和を守らねばならない」と発言した。

同氏はまた、現在沈黙してはならないと述べ、「子供たちが亡くなった時、無辜(むこ)の人々が亡くなった時、私たちがこの国で不正義を見た時、私たちは何をしてきたのか。今日、私たちには、非常に明確な返事を行う歴史的機会があるのだ」と発言した。

なお、25日、グアテマラのジャマテイ大統領がウクライナを訪問し、キーウでゼレンシキー宇大統領と会談した。また、ジャマテイ大統領は、同会談の前には、ブチャ、イルピン、ボロジャンカを視察している