米国、露政権による「ウクライナにおけるジェノサイド」発言は「非難されるべき嘘」だと指摘

米国の欧州安全保障協力機構(OSCE)代表部は、ロシア政権が「ウクライナにてジェノサイドが起きている」とする発言を「非難されるべき嘘だ」だと指摘した。

16日、在OSCE米代表部がツイッター・アカウントにてコメントした

米代表団は、「ロシアによる、ウクライナのジェノサイドという主張は、非難されるべき嘘である。SMM(OSCEウクライナ特別監視団)は、ウクライナ政府管理地域へ完全なアクセスを有しているが、ロシアの主張に似ていることは何も、一度も報告していない」と強調した。

その上で米代表団は、公開されているOSCE/SMMの報告書を読むよう促した。

これに先立ち、15日、プーチン露大統領は、ショルツ独首相とのモスクワでの共同記者会見時、「現在ドンバスにて起きていることは、私たちの評価では、ジェノサイドだ」と発言していた。