ブリンケン米国務長官、クレーバ宇外相にジュネーブでの米露外相会談結果を報告

ブリンケン米国務長官は21日、クレーバ・ウクライナ外相と電話会談を行い、同日ジュネーブで行われたラヴロフ露外相との会談の結果を伝えた。

米国務省広報室が発表した

発表には、「ブリンケン国務長官は本日、ロシアによるウクライナ国境近くの不当な軍備増強への対処のための欧州への渡航の総括として、クレーバ・ウクライナ外相に電話した」と書かれている。

ブリンケン氏は、クレーバ氏に、ベルリンとジュネーブでの同盟国とロシアの高官との会談につきブリーフし、ロシアのいかなるさらなる侵攻も、米国と同盟国からの迅速で厳格で団結した対応を招くと強調した。

さらにブリンケン氏は、米国によるウクライナの主権と領土一体性への揺らがぬ支持を再確認し、ウクライナ抜きにウクライナに関する決定はないと強調した。

また、クレーバ外相も同日、同電話会談につき、ツイッター・アカウントにて報告した

クレーバ氏は、「ブリンケン氏は、電話で、私に、ベルリンとジュネーブでの会談の結果を報告した。私たちの緊密な調整に感謝している。ウクライナの防衛能力のさらなる強化について協議した。ロシアとのコンタクトの外交の道が機能し続けているというのは良いニュースだ」と書き込んだ。

また、ゼレンシキー大統領も、21日、ツイッター・アカウントにて、「私は、米国によるウクライナのための前例のない外交・軍事の支援につき、バイデン大統領に感謝している」と書き込んでいる。

なお、21日、ブリンケン米国務長官は、ジュネーブにてラヴロフ露外相と会談し、ウクライナ周辺に集結するロシア軍部隊による緊張する情勢につき協議を行っていた。