ウクライナへの再侵攻で露は高い代償を払うことになる=ベーアボック独外相

ベーアボック新独外相は9日、ロシアがウクライナに対して再侵攻を行った場合、ロシアは経済的、政治的に高い代償を払うことになるだろうと発言した。

ベーアボック氏がパリ訪問時、ルドリアン仏外相との会談後記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ベーアボック氏は、「ウクライナの領土一体性と主権は、私たちにとって議論の対象とはならない。ウクライナに再侵攻した場合、ロシアは、政治的、そして何より経済的な高い代償を払うことになるだろう」と発言した。

同氏はまた、外交的手段で解決手段は見つけることができるのであり、軍事的エスカレーションはあらゆる力で回避すべきであると強調した。

また、ルドリアン仏外相は、ロシア・ウクライナ紛争解決協議を行う独仏宇露4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」の作業活性化が重要だと強調した。

また同氏は、フランスは、ドイツにとって親友以上の存在であり、ドイツ外相がパリに最初に訪問するのは雪伝統だと指摘した。

ルドリアン氏は、フランスもドイツもノルマンディ・フォーマットの参加国であると喚起しつつ、「同フォーマットに疑問が示されてはならないし、西側参加国は、2019年年末のパリの協議の延長で、ウクライナとロシアの同僚と次の大臣急会合をできるだけ早く開催することが必要だと考えている」と発言した。

同時に同氏は、7日の米露首脳会談を肯定的に評価し、情勢沈静化には、対話チャンネルをオープンにしておくことが重要だと発言した。